麺部通信

有名店はもちろん聞いたこともないブレイク前の店に飛び込んでいち早く評価の風穴をあける。時には市販麺にまで。 停滞するラーメン業界に新たな地平を切り開く。 街角の名もないあの店は、息をひそめて我々に発見されるのを待っているのだ。

2009年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年11月

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らーめん天神下 大喜@湯島

台風一過。3連休の初日。
今年は何かと連休が多ございます。
私生活的には○ですが、その代わり仕事的には「・・・」、ちとツライ。
とは言えお休みはお休み、日頃の痺れた脳を解しに行きますか。

気持ちのいいお天気ですねーな昼下がり、
東京芸術大学・音楽学部@上野
校舎入り口

まで「ライプツィヒのメンデルスゾーン」と題した、
日本音楽学会の演奏会にやってまいりました。
ドイツを中心に主に欧州で活躍されている知り合いの姪御さんのバイオリン奏者さんが帰国、
演奏会が催されております。
J.S.バッハとメンデルスゾーンのソナタなど数曲、美しいバイオリンの調べで疲れた脳を癒しましょう!

芸大、、懐かしいですね。
何を隠そうおいらもココの卒業生、、ここから数百m離れた某都立高校に通ってましたので、
かつての通学路をテポテポと。
10何年ぶりに「学校」というものの正面玄関をくぐると一気に昔に逆もどり。
楽しかった高校生の頃の思い出が蘇ります。
高校時代はよくこちら芸大の音楽学部の学食で昼飯食ったもんです。懐かしいなぁ。
芸大は通りを挟んで南側に芸術学部、北側が音楽学部なのですけれど、そのどちらにも学食はあります。
ただ両学部に集う人種が全く違います。

頭の中の85%を妄想が占める高校生にとって、
ペンキのついたジーンズによれよれのTシャツ、
よく言えば個性的なビジュアルのすっぴん女子が集う芸術学部の学食と、
なんかフワッフワな素材のスカートに白いブラウスなんか着ちゃって、
いかにも育ちが良さげな深窓のご令嬢も集う音楽学部の学食とでは・・・・・
・・・・当然音楽学部で!
日がな一日、ここで時間を潰したもんです。

土曜の昼下がり、閑静な学校の校舎、、
校舎中庭校舎内1
校舎内2

どこからか聞こえてくる様々な楽器の調律の音。
足早に廊下を小走りする音。笑い声。。

なんかえーなー(遠い目)。。

遠い昔の柔らかい想いが蘇りますね。

【開演を待つ統合参謀本部長】

うん、すでにここで65%ほど癒された。

演奏会

たっぷり2時間強、心地よいバイオリンの音色と調べで脳と身体のリフレッシュ。
身体はもちろん爆睡で。癒され率120%!

ピアノ2ピアノ1
【17,8世紀ウイーンの名工コンラード・グラーフによる歴史的名器】

今年09年はF.メンデルスゾーン生誕200年ということで、
メンデルスゾーン研究が旬なんですね。
この演奏会、主催が日本音楽学会ですからそりゃもう当然アカデミックです。
プレゼン1プレゼン2
【メンデルスゾーンのソナタ、校訂報告プレゼン。・・・アカデミックです】

「ヴァイオリンとクラヴィーアのためのソナタ ヘ長調」を題材に、このソナタを作曲者メンデルスゾーンがいかにして編曲・改定、その校訂過程と歴史に埋もれた構成の変遷を彼の過去の音楽の受容方法等に絡め、新たな発見とともに詳らかに。
最終的な完成形である「楽譜」を分解してその変遷を問うことで、

「1839年のメンデルスゾーンは一楽曲をいかに意図して編んだのか。演奏解釈とは?」
「楽譜に忠実であるということはどんな意味を持つか」

という問題提起がなされ(たんだと思う)、
そしてその解釈に基づいた演奏を。










・・・・ってなことは全てもちろん、おいら興味なし!

この難解なプレゼンで癒され率52%に!
だって研究者さんが言う冗談の意味が全く分からんのだもん。



ここはヒットポイント回復のため、美味しい麺屋で早急にリセッツを!

ということでそのまま湯島までテポテポお散歩して、
横綱SOMENMANさん絶賛の阿吽の坦々麺を食べよう!ってことで。
。。やってきたのですけれど、なんと祝日お休み!(今日は祝日カウントだったのね。。泣
ちょっと戻ってやってまいりました、

らーめん天神下 大喜@湯島

店舗

ラッキーにも並ばずに入店できました。
(入店後じゃんじゃん後客がきたのでほんとラッキー)

まだ残っているようですので、せっかくだから、

とりそば(850円) を。

とりそば

昼夜各30食限定のこちら。
大喜さんのポテンシャルの高さが一番分かる麺ラーじゃないでしょうか。

いっただきま~す!

鶏のまろやかだが主張はしっかりしている出汁と塩の加減が絶妙!です。
うっすら表面に張った鶏油の膜は鶏の旨味と香りが濃縮され、
スープ本体と対を成してひとつの高次元のスープを構成。
AD堀くんならずとも「塩ラーメン」を評するによく「あっさりして・・・云々」という表現が使われますが、
なかなかどうして、この塩スープは決して「しつこくない濃厚さ」がありますよ。

とりそば麺

麺は喉越しのいい細麺。
プツプツつるり!と歯、舌、口全体で味わえる完成度の高い自家製麺。
具材は充分に半熟な卵。細ギリにされたメンマ。白髭葱、カイワレ。
そしてチャーシューでなく柔らかいたっぷりの蒸し鶏と食感を残すため大粒にした鶏そぼろ。
すべての具材が高次元でバランスを取ってますね。
これうんまい!


丁寧な仕事で「東京下町の昔ながらの中華そば」を牽引し続けている大喜。
でありながら期間限定のメニュー開発や「冷やし」をいち早く東京に持ち込む柔軟な姿勢
過去のレシピや構成に縛られず、
と言って否定もせずに新たな試みをひとつづつ積み上げていく発想努力
完成されたかのように思う「塩」ラーメンも、まだまだその先があると思わせる一杯です。



ラーメンもメンデルスゾーンも、
時代の「解体と再生」が必要なんだと思わされつつ・・・という無理やりの結論を導いて、、、

8.75点!


いや、ほんとポテンシャル高いよなぁ。





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らーめん天神下 大喜@湯島
住所:東京都文京区湯島3-47-2
TEL:03-3834-0348
営業時間:11:30〜15:00 /17:30〜22:00
    (スープなくなり次第閉店、祝日は昼営業のみ)
定休日:日曜日

レポーター: キバヤs

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| 東京都文京区 | 04:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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