麺部通信

有名店はもちろん聞いたこともないブレイク前の店に飛び込んでいち早く評価の風穴をあける。時には市販麺にまで。 停滞するラーメン業界に新たな地平を切り開く。 街角の名もないあの店は、息をひそめて我々に発見されるのを待っているのだ。

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麺処びぎ屋@学芸大学

真冬に逆戻りしたような凍てつく寒さの金曜日、
大つけ麺博で隊員としての責務を果たして一安心。

ぶふぅ~・・ヤレヤレ。。 まじギリだった。。



・・・で迎えた週末の分。

カーテンの隙間から差し込む強い日差しと早朝から元気に遊びまわる近所の子供達の絶叫で
パチリと目が覚めた日曜日。

ここ数日続いた寒さが一転、この日は久しぶりにポカポカ陽気なようで。
こんな日はベットでグッタリ、マッタリ、ゴロゴロしながら・・ムニャムニャ

・・と、ここで二度寝をかますことがあろうものなら、それ即ち麺部隊員失格であります、押忍。


ポカポカ陽気・・・ それ即ち遠征日和 やがな! オス、押~っ忍!!



ムクと起き上がり麺ラー遠征を即決。
ず~っと前から気になっていた店を目指しほんの300秒ほどで家を出る。
電車に揺られること30分弱で最寄り駅の「学芸大学駅」に到着。

懐かしいのぉ~。。この駅降りるの十何年振りだろかいな。
感慨にひたりながら東口の商店街を歩くこと5分

麺処びぎ屋@学芸大学 へ到着です。

看板

かのせたがやグループのお店で修行を積んだご主人が独立して開いたお店だそうです。
「せたがや」ブランドで混雑してると思いきや、外待ちも無くラッキー♪入店。

券売機のラインアップを見ると、「醤油らーめん」のみなので迷いようもなく

醤油らーめん半熟味玉入り 800円 をポチ。

すぐ横に しらすご飯 300円 のボタンを発見してしまい、
こりゃたまらんち!ナイスなサイドメニューということで、追加でポチ。

店内は6人程度のカウンター席と4人掛けのテーブル席が1つ。
非常にこぢんまりとしてますが、清潔感があふれており女性客が多いのも頷けます。

カウンターの背後の壁には充分な数のハンガーが掛けてありました。(これ、意外と重要じゃね?)

特にオフィス街の麺ラー屋さんには見習ってほしいものですね。
さりげないホスピタリティーにプラス1点カキコ。

黙々と仕事をするご主人と笑顔を絶やさない接客でテキパキ動く女性(奥様?)
二人で切り盛りされているようです。カウンター越しにその仕事振りを眺めていると
後から客が続々と入店。気づいたら外待ちの列ができてました。

待つこと7、8分でサーブ。

器全

丼に盛られたソヤツは、極めてシンプルなビジュアル。

有田焼の丼をチョイスしたあたり、「たかが麺ラーされど・・」という店主の気持ちが伝わってきます。

さっそくZUVOBABABA~といきますと、

むぅ。。 丸鶏と数種の節でダシを取ったというスープはヒジョ~に上品で
中細ストレート麺と絶妙シナジー。

麺はつるつるとのど越しの良い、「白河らーめん」のソレに似てますね。

麺UP


トッピングの具もシンプルですが、太メンマに加えてこんな穂先メンマも入っていました。
2種類の異なる食感をお楽しみください、ってことでしょか。なかなかニクイですな。

どちらもスープの味を壊さないよう非常に繊細な味付けですが美味しいです。

メンマ

静岡駿河産直送のしらす飯はこんな感じ。
予想を超えはしませんが、予想通りの間違いなく旨い味でした。

じゃこめし
 
素材の良し悪しとか・・正直よう分からんので(言ってもた) 偉そうな事は言えませんが、
この雑味の無いスープから、店主の素材への強いこだわりはビシビシ感じましたな。


トッピングのバリエーションや期間限定メニューなどを充実させ、顧客の嗜好に極力対応しながら
その「最小公倍数」を目指す方向性がひとつあるとするならば、

醤油ラーメン一本で勝負するこちらのお店は、顧客の嗜好の「最大公約数」を
1つの味に結晶させた対極の存在と言えるかもしれませんね。

嗜好の違いを味から取り除いて「引き算」で突き詰めていった結果として
このお店のように極端にシンプルな麺ラーができあがる、と。

このやり方(商売)がもしハマれば、、
数種類の味を寸分違わず日々再現していく手間も省けてハッピーなわけですが、
シンプルさゆえに飽きられたり、味が変われば全てを失う極めてリスキーな方向性であったりもします。

一見、ただ万人受けする味を追い求めているように見えるこのやり方は、
ともすれば「ズルい」とか「インパクト不足」と揶揄されかねませんが、

それは違う! それは違うぞおぅっ!!  ペッペペ!


・・・と声を大にして唾すら飛ばしてでも言いたい。

老後の趣味でやるのならともかく、人生をかけてリスキーな方向を目指す
このようなお店は刮目に値するのではないでしょうか。

「太麺」好きであり「味噌」好きなオイラには、決して嗜好の合う一品ではありませんでしたが、
たった一つのメニューに対するご主人の信念や気迫を感じた一杯に、グビグビが止まらないまま

ごちそうさまでした。

カラ丼


名店誕生の予感を感じつつ・・

8.5点!! ペッペペ!



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麺処びぎ屋

〒152-0004
東京都目黒区鷹番2-4-9
電話番号 03-5722-1669
営業時間 11:30~15:00 18:00~売り切れまで
定休日 未定
座席数 カウンター7席 テーブル1卓×4席
喫煙 不可
最寄り駅 東急東横線「学芸大学駅」
駐車場 不明

レポーター: 部長

| 東京都目黒区 | 21:16 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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