麺部通信

有名店はもちろん聞いたこともないブレイク前の店に飛び込んでいち早く評価の風穴をあける。時には市販麺にまで。 停滞するラーメン業界に新たな地平を切り開く。 街角の名もないあの店は、息をひそめて我々に発見されるのを待っているのだ。

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味噌麺処 花道@野方

やや遡って2、3週間前になりますが、、

寝苦しさに目が覚めて、起きたついでゴミ捨てに外へ出ますと・・
朝からカンカン照りなおてんとさまと猛暑日を予感させる体感温度に
すっかりドン引き~ な土曜日のこと。

人間、ここまで暑いと気力、体力、思考力、あらゆるが失せるもので・・
普段であればこの時点で終日引きこもり確定な訳ですが。。

美味しい麺ラーへの飽くなき探究心なのか、熱中症の初期症状なのか分かりませんが、
朝から無償に麺ラー食いて~ぜ~ チキショー~!
ということで、コバエが飛び交う炎天下のゴミ置き場で麺ラー遠征を決意。

あまたの宿題店から遠征先を物色。。
ここ最近かなりの頻度で通っております「麺処 花田」。
麺ラー激戦区池袋でも今や屈指の行列店となりましたが、こちらの店主の修行元という
こともあり、訪問の機会をず~~~っと伺っていた最注目店があることを思い出しました。

RDB味噌部門全国第一位。この店に行かずして味噌マイスターは語れへん。
・・・ということで、長い間片想いし続けてきた味噌麺処 花道にケテイ!

「味噌ラーメン王に、オレはなる!」
いつもの顔色窺いではなく、毅然とした態度表明をカマしますと・・

「mee too!」 
監査役も熱中症だったのか分かりませんが、まさかの二つ返事の承諾。

気が変わらぬうちにと、イソイソと家を出たものの速攻で引き返したくなるほどの炎天下。
電車を乗り継ぎ最寄り駅に到着。
西武新宿線は結構なじみのある沿線ですが、初めて下車しました「野方駅」。

駅から3分ほど商店街を歩いて、味噌の聖地へ到着です。
まちなみ縮小 店外縮小

外の並びは無し。商店街に完全に溶け込んだその佇まいといい
Kinf of 味噌のオーラは皆無ですがダイジョブかぁ?オイ。。
若干の不安を感じつつ、全国一位に敬意を表し1礼して店内に

カウンター6席と二人掛けテーブル席が二組。
外観もそうですが、店内レイアウトもまさに街の中華屋さんのそれです。
券売機を見ますと、味噌or辛味噌×ラーメンorつけ麺の組み合わせがレギュラーメニューのようで。

味噌ベースのつけ麺に当たり無しが持論がですので、まずは筆頭ボタンの

味噌ラーメン750円と味玉100円をポチ。 そしてもちろん野菜増し(無料) コール。

待つこと10分弱、待望のソイツとご対麺。
器全上縮小

標高こんな感じ。
器全横縮小

スープ・麺をさておき、まずは山頂のもやしからガブリといきますと、、
味付けもほとんどされていない、ほぼ生もやしですな。。
もう少し火が通ったもやしを想像していたので、出鼻をくじかれた感がありますが、、
気を取り直して山の中から麺を引きずり出してZUVOBABA!
麺UP縮小

・・・なるほど。
加水率高めの中太ストレートの麺はモキュっとした食感で好みです。
池袋「花田」もそうでしたが、明らかに表面のヌメりを感じる麺です。

うどん然り、市販の生麺タイプ然り、麺物はヌメり
流水で洗い流すのが定石だと思っていましたが、ここは違う。

そのヌメリは濃厚な味噌スープを持ち上げるために一役買っているようで、
中太の食べ応えある麺にはたっぷりとスープがまとわり付き、まるで麺自体
に味噌の味が付いている錯覚すら覚えます。
スープは縮れで持ち上げるもんだと思ってましたが、、こりゃ目からウロコです。

スープは豚骨鶏ガラ野菜を煮込んで白味噌を合わせたタイプのようで、
この辺のDNAが麺処花田にしっかりと受け継がれた訳ですな。

コクがあり実に濃厚な設計のスープ、それを正面から受け止める重厚な麺を食べ進んで
いけば多少のくどさを感じるところですが、もやしがいい箸休めの役割になってます。

ほぼ生のもやしに始めは面食らいましたが、これまた計算ずくということですか。。
もやし⇒麺ではなく、麺⇒もやしが正解だと。
生もやしをスープの底に沈め、2通りの食感が味わえるというアドリブ食い
をしながら、結構な分量でしたがあっという間に完食。

あ、ちなみに味玉は黄身がスカスカでしたが、これはご愛嬌ということで。
あじたま縮小

完飲するにはあまりにも濃厚スープをチビチビ・クピクピと
名残惜しげに啜っていますと、監査役から一喝されようやく別れを決意。

いやぁ、さすがのKing of 味噌! と言いたいところですが、、
はてさて、この麺ラーを「味噌」で括ってよいものか?との疑問が。

「サッポロ一番(愛称:ポロイチ)」と街の中華屋の味で育ってきたオイラにとって、
この「King」の味は味噌の座標軸のどこにも位置しない。

麺ラーを語り始めた学生の頃、札幌で食べたすみれの味噌。
ラードの油膜と熱々の玉子縮れ麺のシナジーに衝撃を受けたことを今でも鮮明に
覚えていますが、花道はこの「純すみ系」とは設計方法から全く違うアプローチかと。

純連・すみれに変わる味噌ラーメンの新たなトレンド、
花道・花田の花々系の誕生となるのでしょうか。

食文化とは絶え間なく進化を続けるものでそれは当然味噌ラーメンとて同じこと。
進化系味噌とも言える濃厚スープ×ヌメリ麺×半ナマもやしの絶妙な組み合わせを
生み出した花道さんの努力は刮目に値するかと。

ですが、昭和ポロイチ世代のオイラにとっては、街の中華屋のステレオタイプの味噌ラーメン
に沢山の思い出が詰まっていたりする訳で、、どこか素直にこの味を受け入れられない自分が
居たりする訳です。


フッ、、これが老いってやつか・・・な。

一人苦笑し、お店を後に。
ノスタルジーに浸りながら商店街を歩くオイラの背後からケタケタと笑いながら

「背中ビッチョビチョだけど、 で?何点?何点!?

・・・バケツの水を頭からぶっ掛けるかの如く、独りタイムトリップに水を差す監査役の問いに

「ん? あぁ。。8.5・・かな。」
生返事でそう答えながら昭和生まれのおじさんは帰路についたのでした。


あの味を反芻しながらもう一度冷静に考えてみると・・・

やっぱ8.5点!


この店だったら、もしかしたら味噌つけも旨いのでは・・・と思わせる実力店。
再訪確定です



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味噌麺処 花道
住所 〒165-0027 東京都中野区野方6-23-12
電話番号 03-6902-2619
営業時間 10:30-15:30 18:00-22:30(売り切れ次第終了) 土日祝10:30-21:30(通し営業)
定休日 無休
席数 カウンター6席、テーブル2席×2
喫煙 不可
最寄り駅 西武新宿線「野方駅」
アクセス 新宿より進行方向右側の商店街をそのまま進み、3分ほど歩くと左手にあります
駐車場 なし(店舗近くの新青梅街道沿いにコインパーキングあり※消防署の近く※)
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レポーター: 部長

| 東京都中野区 | 19:10 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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さすが部長らしい攻めのレポ!!

| 細マッチョ | 2011/08/04 23:39 | URL |















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