底冷えする寒さに本格的な冬の到来を感じる今日この頃、
体の芯から温まる「鍋」が旨い季節であり、それ即ち「麺ラー」がもっと旨い季節な訳です。
んが、オールシーズン喰い続けてきた代償でしょうか。
ここにきてやや疲れが見え始めた感のある我ら麺部隊員。
だったらオレがやらいでか! ということで日曜日の分。
健康診断の結果を待た(て)ず、新店舗へアタックです。
向かった先は
井田商店@荏原中延言わずと知れた名店「多賀野」の最寄り駅「荏原中延」駅前に店を構える当店。
品川区内で磐石の地盤を築く超名店、オイラの「胃袋の故郷」であり
「モアザンお袋の味」であり「聖地」であり、とどのつまり「土日の台所」な
多賀野のすぐ傍に
半年前に果敢に出店されれた当店。
行こう行こうと何度も思いながらも、その度に絶対エース「多賀野」が
大きな壁となり立ちはだかっていたこのお店。
麺ラー戦国時代の今、絶対王者「多賀野」に世代交代を突きつける前田明に成り得るのか!?
ということで、前田明のキックはどんだけ痛いのか?じゃなく、その新店の実力を確かめに
家を飛び出したのも束の間、オイラの冒険心を阻むように
「多賀野の並びが少なければ・・・あわよくば今日も」といつもの邪念が襲いかかる。
「
とりあえず多賀野の並びをチェックする」
という名目で方向転換して「とりあえず」多賀野へ。
並びは15人程度ということで。。。良かった。 いやウソ。
残念!多賀野の行列を背に後ろ髪引かれまくりで歩くこと
1分。 ち、
近っ!外待3名の列へドッキング。無事到着です。

待つこと10分程度で店内へ。厨房を見渡せるカウンターが5、6席と壁側にも5席。
一軒家風な外観イメージよりかなり小ぢんまりした店内です。
厨房を仕切る一見強面の店主さんとキレイなお姉さん(ご夫婦?)2人で切り盛りされてるようです。
券売機は無いようなのでキレイなお姉さんに
特しおらーめん 850円 をスープ以上に澄み切った声でコール。
壁に貼られたメニューを見ると、サワーやら焼酎も豊富なようで。
夜の部は居酒屋兼ねての営業のようですね。
待つこと7、8分でソイツ登場。

昔ながらの・・・系なビジュアルです。何気にこの系統は久しぶりです。
(ナルトって、何かエエな~♪)
麺は中太ストレートでこんな感じ。

お姉さんに気づいてもらえるであろうレベル(音量)で「いただきます」して
ZUVOBABA~! オオ!なかなか美味しいかも。スープを
ZUZUZUと。
嗚呼。。なんとも優しいお味ですね。
塩らーめんと謳ってますが、塩っ気を感じさせないスープは相当まろやか仕立て。
ダシは非常に微妙ですね。魚なのか貝なのか・・・
超まろやかスープと中太麺が不思議と合うこの設計は・・・偶然か?
いやいや、紛れも無く店主の計算でしょう。
味玉はオイラ的に今年の
NO.1でした。中まで味が染み込みつつ、黄身の凝固加減が絶妙!
やるな、キレイなお姉さん。じゃなく店主さん。
分厚く切られたチャーシューは2枚入ってましたが、こちらは若干獣臭がして減点。
これが好きな方も居るんでしょうけど。
麺・麺・スープ・麺・麺・スープ・スープと箸が止まらずあっという間に完食。
いやいやいや、百聞は一見に如かず
多賀野が混んでいるときのリリーフ的存在かな?
と勝手に想像してましたが、「なかなかやるじゃん」なお味でした。
ただ、、食後の舌の渇き感から推察するに、この主張のないダシはケミカル使用かも・・・
(決して否定しませんが・・・間違ってたらゴメンナサイ)
この場所に無ければもっと高評価だったかもしれませんが、、
否が応でも多賀野との相対評価になってしまう訳です。
だって近すぎなんだもん。。7点!(キレイなお姉さん加点含まず)
世代交代を突きつける気概で多賀野に負けない名店になって欲しいですね。
次は気になった醤油らーめんで総合評価を。
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井田商店
住所 東京都品川区中延2-16-8
電話番号 03-6426-4616
営業時間 11:30~14:30/18:00~23:00
土日祝11:00~19:00 ※売り切れ次第閉店
定休日 月曜、第3日曜
座席数 10席